第3回『投球障害予防教室vol.1』2022年1月22日開催 | 東京スポーツ&整形外科クリニック リハビリテーション部 活動報告

第3回『投球障害予防教室vol.1』2022年1月22日開催

2022年1月22日に第3回の体験型健康セミナー「投球障害予防教室」を開催しました。
今回は当院ではじめて小学生高学年を対象にセミナーを開催しました。

理学療法士による、学童期の野球選手に生じやすい怪我やコンディショニングの方法の講義とアスレティックトレーナーによる、選手ひとり一人に合ったストレッチやトレーニングの方法についての2部構成で行いました。

第1部

実際にプロ野球の球団に所属し、選手の治療を行なっていた経験もある小川先生に講師を務めていただきました。
学童期における野球少年の怪我は、軟骨に障害が生じてくると言われています。「なぜ肩や肘が痛くなるのか?」について「筋力や柔軟性の身体機能面」、「投球フォームの」、「使いすぎ」の3つの分野の講義がありました。その後、実際に理学療法士が選手ひとり一人の筋力や柔軟性のテスト、実際の投球フォームの確認を行いました。

第2部

その筋力テスト、柔軟性テストの結果を踏まえ、アスレティックトレーナーの丸山先生によるストレッチやトレーニングを指導していただきました。
普段、何気なくやっているストレッチやトレーニングの多くのポイントがあり、各参加者の弱点となるポイントを重点的にストレッチやトレーニングを行うことで怪我を防ぐことにもつながります。
講義終了後にも参加者のご家族からも多くの質問があり、投球障害を予防するためにご家族で理解を深めることができる時間になりました。
 

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